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期待しないことが癖みたいになるのもちょっと ~ 立憲民主党の泉代表 世論調査は厳しい結果 ~ [ヨモヤ]

立憲民主党の党首選挙は、あまり盛り上がっていないと言われ続けた。
4人の候補者が出ていたのだが、選挙戦を通じて、
主張にあまり変わりばえがない、
真面目過ぎる、
刺さるメッセージがない、
などといった声が多かった。

とはいえ、大接戦になったこともあって、
連日メディアに取り上げられ、
一定期間、立憲民主党に注目が集まったのは事実であるし、
新代表となられた泉さんの知名度が大幅に伸びたのも確かだろう。

さて、ここで行われた読売新聞による世論調査によれば、
立憲民主党の支持率は、前回(11月1~2日調査)の11%から4ポイント低下して、
7%となってしまったのだという。
つまり、代表選の実施は、支持率の上昇にはつながらなかったということになる。

さらに、立憲民主党の新代表に選ばれた泉さんに対し、
「期待する」との回答は34%にとどまり、
「期待しない」は46%だったそうだ。
「期待する」より「期待しない」の方が多いという残念な結果だった。

ただし、これは立憲民主党についてのみのことではなく、
岸田内閣発足時の世論調査でも「期待しない」という方がかなりの数おられたことを記憶している。

国民の中にいろいろな経験が積み重なり、
政治家に期待することに対して慎重になっているのかもしれない。
しかし、はじめから「駄目に決まっている」と思い込むのも寂しい。
特に泉代表は、若く、しがらみもなさそうだ。
希望的観測も込みで、新しい政治に期待してみてもいいのではないだろうか。

国のありようを決めていくにあたって、政治家の役割は決定的に大きい。
政治家は国民から選ばれるのであり、政治家のありようは国民のありようを映している。
政治家に期待できないのは、ひとえに政治家の責任ばかりではないだろう。

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