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街や駅のランキングは楽しむ感じで ~ 「新秋津」にほっこり ~ [ヨモヤ]

連日のように、
と言っていいくらいの頻度で、
市町村、駅、地域などの各種ランキングが発表される。
基準としているのは、
「住みやすさ」だったり、
「住みここち」だったり、
「利便性」だったり、
「イメージ」だったり、
「ブランド価値」だったり、様々。
ランキングの発表主体も、
不動産会社だったり、
シンクタンクだったり、
出版社だったり、様々だ。

こうしたランキングで上位に評価されると、
そこに住んでいる人や行政関係者はなんだか鼻が高い思いになる。
一方、下位に位置付けられると、
もやもやしたり、なかには思い切り気分を害する方もおられる。
しかし、まあ、
「へえ」
と感じればそれで十分だと思う。
「えっへん」
でもいい。
「まいったなあ」
でもいいけれど、そのくらいにとどめて。
あまりガッツリ受け止める類のものではない。

ここで、アルヒという日本最大手の住宅ローン専門金融機関が、
「本当に住みやすい街大賞2022」
なるものを発表した。
「本当に」というくらいだから、他のランキングは本当じゃないと言っているのかもしれないが、
まあ、これもそんなにリアルに考えないこととして。

関東版の1位が「辻堂」。
こうしたランキングの常連である吉祥寺や恵比寿、中目黒といった名前はなく、
7位に「花小金井」なんていう名前がある。

そしてさらにほっこりするのが、10位の「新秋津」。
関東にお住いの方でも、
「え、それどこ?何県?何市?」
となる方は少なくないのではないだろうか。
てっきり、駅前のたまらぬごちゃごちゃ感が評価されたのかと思いきや、
地域の紹介の最初の文章に、
「駅近くから住宅地が広がり街全体が落ち着きのある雰囲気」
とあり、力が抜ける。

こうしたランキングを見て、
なんだそりゃ、と思う方もおられるだろうし、
笑ってしまう人もおられるだろう。
そんなわけねえだろ、と全力で突っ込まれる方もおられると思う。
でも、まあ、
「へえ」
くらいで。

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