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2021年締めくくり ポーンポさんが来ったぞ~ [映画評]

2021年の邦画は不作だったと思う。
おそらく、2年にわたるコロナ禍で、映画制作にも大きな制約があったのだろう。
映画を撮ること自体が大変なことだったのだと推察する。
しかし、事情はともあれ、良作が少なかったことは残念である。

そんななか、キラキラ輝いた作品が「映画大好きポンポさん」。
小規模な上映数で始まり、
口コミでじわじわ広がった。
大ヒットとまではいかなかったが、見た人には強い印象を残したはずだ。
今年観ておくべき一本であると思う。

といっても、ロードショー期間が終わってしまった映画をどうやって観ればいいのか。
レンタルか、ネットか。
いや、できれば劇場で観てほしい。
ポンポさんのように、映画への愛を表現する作品は、劇場で観ないと楽しさが半減してしまう。

そんなとき、名画座がある。
名画座なら時期を過ぎた映画が観られる。
そして、名画座には目利きがおられる。

まずは新文芸坐さん。
12月18日は、オールナイト3本立。
『2021年の傑作!!』と題して、
「映画大好きポンポさん」「漁港の肉子ちゃん」「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」
が届けられる。

そして、目黒シネマさん。
12月25日から31日までの間、
『~2021年しめくくりのアニメが目黒にきったぞー!~』
と題して、
「映画大好きポンポさん」「漁港の肉子ちゃん」の2本立て。

ポンポさんと肉子ちゃんを一緒に観られるとは、なんと素晴らしい年末のプレゼント。
この一年、いいことがあった人もそうでもなかった人も、
是非この2作を観て、幸せに年を越していただきたい。

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