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抜け出すチームが読めない 低レベル混戦のパ・リーグ [ヨモヤ]

ここ10年以上の間、
パ・リーグは実力的に完全にセを引き離していた。
ずっとパ・リーグを応援してきた私にとって、
交流戦や日本シリーズを見るのが快感だった。

しかし、去年あたりから風向きが変わってきた。
交流戦は2021年が49勝48敗11分け、2022年が55勝53敗で、
2年連続でセの勝ち越しとなった。
2021年は日本シリーズもセのヤクルトが制した。
交流戦も日本シリーズもほんの紙一重の差であり、両リーグの力が均衡したと言えなくもないが、
あれほどあった力の差をあっという間に詰められ、
さらに抜かされてしまったように見えるのは実に残念である。

残り30試合を切って、ペナントレースもいよいよ佳境を迎える。
現在のパの順位表は以下のとおりであり、上位4チームが大接戦である。
5位のロッテはかなり苦しくなった。

1位 ソフトバンク  -
2位 西武     0.5
3位 オリックス  1.5
4位 楽天     0.5
5位 ロッテ    4.5
6位 日本ハム   9.0

1位から4位までが2.5ゲーム差にひしめくという大混戦。
しかし、どのチームにも抜け出せるような力は感じない。

ソフトバンクは怪我人病人が続出しており、いつまで経ってもベストオーダーが組めない。
西武のチーム打率は.233。しょっちゅう完封されていて、優勝チームの打線とは思えない。
オリックスには山本という切り札がいるが、こちらも得点力不足は深刻。
楽天はシーズンの序盤の勢いはどこへやら。

正直なところ、この4チームのうちどこが日本シリーズに進出しても、
ヤクルトやDeNAに勝てると思えない。
まるで野手が育っていないのは深刻である。
打てる外国人もいない。
現場もさることながら、フロントの責任も重い。
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