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広末涼子さんは女優業を汚したか [ヨモヤ]

広末涼子さんに文春砲が炸裂し、
お相手の鳥羽さんとともに謝罪文を公開せざるを得ない状況に追い込まれた。

芸能人の不倫については、
心底許せないという人、
もう顔も見たくないという人、
個人の問題だから周りがどうこう言うことではないという人、
どうでもいいという人、
何の関心も無い人、
など、様々だろう。

不倫をどうとらえるかはそれぞれとして、
気になったのは広末さんの謝罪コメントの一節である。
広末さんはこう書いている。

「私の憧れだった女優業を汚してしまった事実と、鳥羽様のご家族を傷つけてしまった罪を心に刻み、これからの人生を考えてゆきたいと思います。」

鳥羽さんの家族を傷つけてしまったことへの懺悔はわかるのだが、
「女優業を汚してしまった事実」
というところはどうだろう。
広末さんは女優業を汚したのだろうか。

女優は、品行方正でなければならないのだろうか。
女優は、道徳のお手本的存在でなければならないのだろうか。

女優は表現者である。
もちろん台本があり、監督が演出もするとして、
どう演じるかは女優次第である。
演技には、
それまでの女優さんの生き様や、
女優さんのものの考え方などが凝縮されて表現されるものと思う。
傷つけたり傷つけられたり、
泣いたり笑ったり、
ドロドロの恋愛をしたり、
穏やかな時間を過ごしたり、
そうしたものすべてが表現となって滲み出すものと思う。

夫も子どももいるのに、
もしばれたら大きなものを失ってしまうのに、
それなのに、
家庭を持つ男性に惹かれてしまった。
それは女優業を汚したことになるのだろうか。

表現者は選ばれた存在である。
選ばれた存在だから何をしてもいい、
というのではなく、
選ばれた存在だからこその苦悩も大きいだろう。
それでも、それを引き受けて新たな世界を切り拓いて欲しい。

広末さんはしばらくお休みになるようだ。
復帰されたあかつきには、
女優業を極めてほしい。

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