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至極妥当な米メディアによる菊池の成績予測  ~ 9勝8敗、ありそう ~ [ヨモヤ]

メジャーに移籍する日本人投手は、一流選手ばかりである。
日本での優秀な成績を引っ提げて、大きな期待をされながらメジャーでの1年目に臨む。
しかし、メジャーのレベルは高く、順調に滑り出すのは簡単ではない。
主な投手のメジャー移籍前後の成績を振り返ってみよう。

野茂英雄  日本最終年:8勝7敗、メジャー1年目:13勝6敗
伊良部秀輝 日本最終年:12勝6敗、メジャー1年目:5勝4敗
松坂大輔  日本最終年:17勝5敗、メジャー1年目:15勝12敗
井川慶  日本最終年:14勝9敗、メジャー1年目:2勝3敗
黒田博樹  日本最終年:12勝8敗、メジャー1年目:9勝10敗
川上憲伸  日本最終年:9勝5敗、メジャー1年目:7勝12敗
ダルビッシュ有 日本最終年:18勝6敗、メジャー1年目:16勝9敗
岩隈久志  日本最終年:6勝7敗、メジャー1年目:9勝5敗
田中将大  日本最終年:24勝0敗、メジャー1年目:13勝5敗
前田健太  日本最終年:15勝8敗、メジャー1年目:16勝11敗

上記10人を合計すると、日本最終年:135勝61敗、メジャー1年目:105勝77敗となる。
残念ながら勝利数は減り、敗戦数は増えている。
伊良部や井川のように、惨憺たる結果となってしまった選手もいた。
やはり厳しい。

さて、アメリカの米スポーツサイト「ジ・アスレチック」が、メジャー1年目の菊池雄星の成績を予想したという。
これによると、
勝ち負けは9勝8敗、
防御率4.60とのことである。
日本での最終成績は14勝4敗であるが、前年より大幅に数字を落としていることも勘案すれば、9勝8敗、あり得そうな数字である。
防御率の4.60はちょっと悪過ぎるが。

菊池の売りは、
まだ27歳と若い
サウスポーである、
という点だろう。
一年目からどんどん勝ってほしい気もするが、近年の日本人投手の状況からすれば、とにかく怪我なく過ごしてほしいと思う。
菊池にはじっくり構えられる年齢的な余裕があるし、
それが許される環境でもあると思う。

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