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就活生の気持ちはわかるが成長できるかどうかは自分次第  ~ 自分の成長が期待できる企業を選ぶと言っても  ~ [ヨモヤ]

就職情報会社「リクルートキャリア」が、今春就職予定の大学生に入社先を確定する決め手を複数回答で尋ねたところ、
「自分の成長が期待できる」
との答えが最も多かったのだという。
率にして約47%だから、二人に一人がこれを基準にしていることになる。
「年収が多い」は、約18%に過ぎなかったという。

希望企業を選ぶ基準ではなく、「入社先を確定する決め手」を尋ねているところがポイントかもしれない。
例年人気企業ランキングでは、なんとなく楽しげなところや洒落たCMを流しているところが上位に来る。
しかし、それはあくまでもぼんやりとした希望で、実際に自分が入るとなると別の基準になるのだろう。
「会社の知名度が高い」は、わずかに15%、
「会社の規模が大きい」も、14%に過ぎない。
有名どころには入りたくても入れなかった学生もいるかもしれないので、この数字がそのまま学生の本音かというとちょっと違うかもしれないが、全体の傾向はわかる気がする。

ちなみに、最近声高に叫ばれている「副業」だが、
「副業ができる」を決め手にした学生は、1%しかいない。
企業が副業を認めていないからなのか、
学生側にその欲求がないからなのかは、よくわからないが。

さて、就活生が求める
「自分の成長が期待できる」
という企業とはどんな企業だろう。
成長するということ目指すためには、のんびりした企業では無理そうに思える。
また、同僚も自分以上の人間が揃っていることが前提となるだろう。
そう考えると、ちょっとしんどそうだ。

しかし、学生が社会に出て働き出せば、そのすべてが勉強であり成長につながるはずだ。
特別な会社でなくても、どこでもそれは叶いそうだ。
逆に、受け身でいる限り、どんなに周りが優秀でも、「慣れ」にはつながっても、成長にまでつながるかは疑問である。

成長しやすい会社というのはあっても、成長できない会社というのは、あまりないような気がする。
説教臭くて恐縮だが、結局は自分次第である。

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