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とりあえず92㎞でスタート [55歳125キロプロジェクト]

令和2年、西暦2020年向けた個人的プロジェクト。
「55歳過ぎの腰痛持ちが、125キロの速球を投げるプロジェクト」。
スケジュールとしては、
2019年は、6月に90キロくらいから計測をはじめ、
10月ごろに115キロあたりを出して2019年シーズンは終了。
2020年の春から再び投げ始め、
2020年の10月に125キロまで伸ばす算段である。

4月くらいからポツポツ肩慣らしを始めて、
久し振りに投げるわりにはちゃんと投げられることに我ながら驚いた。
2017年に目出度く成功した「120キロプロジェクト」の貯金がまだ残っている。

一方、軽く投げただけなのにすかさず発生した肩痛、肘痛にも驚いた。
どうも首があんまりよろしくないらしく、何かのはずみで肩肘の痛みに出るらしい。
幸い、投球禁止令は出なかった。

さて、6月になったので、最初の計測に行った。
目標は90キロ。
力を込めて投げればもっと出ることはわかっているが、まだ腕を振る時期ではない。
肩を作っていく過程として軽く投げて、どのくらいの球速になるかを確認すればいい。

スピードガンの数字を気にせず、
フォームを固める段階でもないのでそこもずぼらに、
ただ左腕のたたみだけに注意して投げた。
結果はこちら。
DSC_0454.jpg

最速の数字は92キロ。
ちょうどいい感じである。
目安としては、毎月測るかどうかは置いておいて、
7月95キロ、8月100キロ、9月105キロくらいで行こうと思う。
目標は来年であり、今年はとにかく無理をしないようにしよう。

きっと、今年もどこかで腰痛になる。
肩や肘もきっと何か言ってくる。
しかし、多少負荷をかけないと球速が伸びるはずもなく、そのあたりのさじ加減が難しいところではある。
そしてそのさじ加減が、そのプロジェクトのミソである気がする。

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何度も書くが、高校野球の球数制限には反対  ~ 大多数の高校野球部員もそんなことを望んでいない ~ [ヨモヤ]

高校野球で、ピッチャーの球数に制限をかけようという意見が近年強まっている。
私はこれには反対であり、このブログにも何度か取り上げた。
決まってしまって動き出してしまったら、もう戻れないだろう。
だから、繰り返しになっても書いていこうと思う。

報道によれば、来年の選抜から取り入れられる可能性があるという。
目的は投手を守ることらしいのだが、誰がそれを望んでいるのだろう。

そう言うと、現役や引退したプロ野球選手の名前が上がるかもしれない。
桑田さんやダルビッシュや筒香が球数制限すべきと言っている。
しかし、彼らの意見を聞くべきか、
高校野球部員の意見を聞くべきか、
どちらだろう。
私は、ごくごく少数の野球エリートの方の意見より、
野球が好きで、
甲子園が夢で、
仲間たちと青春を燃やしている高校生の意見を尊重すべきだと思う。
それが当たり前だと思う。

球児へのアンケートは、このところボツボツなされている。
例えば、
「今年の選抜出場32校に、東京新聞が聞いたところ、『制限を設けるべきだ』と答えたのは一校にとどまった」
「山形県高校野球連盟が行った球数制限に関するアンケート結果では、賛成は1割にとどまった」
「高校野球の投手の球数制限について、福岡県高校野球連盟が今春に実施したアンケートで、野球部員の87%が『反対』と回答した」
といった具合である。

野球部員の意見は、はっきりしている。
球数制限には反対、である。
賛否は分かれていない。
これだけやいのやいの言われている状況にあって、圧倒的多数の野球部員が、
球数制限にNOの意見を持っているのである。

この状況で球数制限を導入するのは、一体誰のためなのだろう。
球児は望んでいないのだから、球児のためではない。

投手を守る、というが、何のために。
将来を見据えて、というのかもしれないが、
全体の1%にも満たないプロ野球候補生を守るために全体を犠牲にするのが合理的とは思えない。
高校野球から夢やドラマがなくなり、
どの学校の戦力が充実しているかを競う場になってしまったとして、
それを誰が望むのだろう。
今ならまだ立ち止まれる。

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老後「2000万円が不足」 の金融庁の報告書に驚くことに驚く ~ マスコミの役割は扇情ではないはず ~ [資産運用]

FNNPRIMEというサイトに、
『老後「2000万円が不足」 金融庁が驚きの報告書』
とのタイトルのニュースが上げられている。
そして、
「金融庁が3日、驚きの報告書をまとめました。
その試算によると、老後に必要な資金は、なんと2,000万円だというのです。」
と続く。

私は、何が驚きなのか全くわからなかった。
というのも、老後に年金以外の貯えが必要なのは誰でも知っていることで、
その額は3,000万円とも5,000万円とも言われている。
なかには、1億円近くが必要との試算さえある。
2,000万円と言われて、「安過ぎる」と驚くのならともかく、
高額と驚くのには驚いた。

このFNNのサイトは動画が付いていて、その中ではフジテレビのアナウンサーさんやコメンテーターが、
「そんなことを急に言われても」
「2,000万円なんてどうすればいいか検討もつかない」
などと言い合っている。

いやいや、急に言ってないでしょう。
年金についてはみんな心配しているはずだし、
自己責任でできる限りはやってほしいと前から言われている。
また、平均年収が1,000万円を大きく超えているテレビ局の方が、
2,000万円を大金過ぎるというのも、空々し過ぎる。
皆さんの給料なら、40歳前に楽々2,000万円くらい貯めているでしょうに。

念のために言っておくと、このニュースについてはFNNだけではなく他のマスコミも同様の伝え方をしている。
いわく
「金融庁の突然の報告書に困惑が広がる」
「年金は100年安心ではなかったのか」
といった具合である。

ふむ。
マスコミの方は、貯金なしの年金だけで老後が賄えると本気で信じておられたのだろうか。
だとしたら、そのお気楽さに驚く。
これまで、老後にいくら必要、といった分析を読んだことがなかったのだろうか。
だとしたら、その勉強不足ぶりに驚く。
そのどちらでもなく、単に煽動するための取り上げ方なのだろうか。
だとしたら、その無責任さに驚く。

いつもは情報を開示しろと迫っておいて、
今回のように誰でも知っているようなことを念のために示すと、
「突然何なんだ」
と言い出す。
その点についても、見識を疑ってしまう。

一銭も貯金せずに、働きもせずに、年金だけで暮らせる時代は、これまでもなかった。
年金プラスアルファを自分で備えるのは、当たり前のことである。
それをこんな風にミスリードしてしまっては・・・。
驚くとともに、情けない。

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映画評 「パラレルワールド・ラブストーリー」 [映画評]

出す作品出す作品が次々映画化される東野圭吾さんの小説が原作。
「真実の世界はどっちだ?
世界が変わりまくる、驚愕の108分!」
と大仰な宣伝文句が躍る。
まあ、宣伝だから当然だが。

確かに、場面は次々に展開する。
しかし、残念ながら、ドキドキもワクワクも感じない。
謎解きの知的興奮もない。
オチが見え見えなわけではないのだが、
オチを知りたい、という気になれない。

脚本が悪いのか、
演出が悪いのか、
役者が悪いのか、
主人公に魅力がない。
だから、話に入り込めない。
苦悩が胸に響かない。

なんだこりゃ、と思っているうちに映画は終了。
オチもイマイチ。

監督は森義隆さん。
前作の「聖の青春」はまずまずだったが、本作ではミソを付けてしまった。

玉森裕太さんが主演。
残念ながら、印象は無し。
吉岡里帆さんが共演。
吉岡さんの役柄も説得力はほぼないが、アップのシーンが多く、ファンの方は楽しめるかもしれない。

「パラレルワールド・ラブストーリー」は、いいところを探すのがちょっと難しい映画。
宣伝文句が派手な映画には気を付けよう、という教訓を残してくれるのが最大の功績だろうか。

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5月の読書記録 [読書記録]

5月に読んだ本は以下のとおり。

5月1日 「明日のプランニング」 佐藤 尚之
5月2日 「音楽はどこへ消えたか?」 城所 岩生
5月3日 「共感スイッチ」 浜崎 慎治
5月4日 「アメリカの反中は本気だ」 宮崎 正弘
5月5日 「アウトプット大全」 樺沢 紫苑
5月6日 「ストーリー思考で奇跡が起きる」 小山 竜央
5月7日 「決算書の暗号を解け!」 勝間 和代
5月8日 「BESTっス!」 ゲッツ板谷
5月9日 「学校の当たり前をやめた。」 工藤 勇一
5月10日 「モモ」 ミヒャエル・エンデ
5月11日 「笑うマエストロ」 尾崎 晋也
5月12日 「よくわかる行動経済学」 川西 諭
5月13日 「指定管理者制度の実務」 森 幸二
5月14日 「小さなパン屋が社会を変える」 菅 聖子
5月15日 「小さな会社の働き方改革」 三村 正夫
5月16日 「SHOE DOG」 フィル・ナイト
5月17日 「G+PDCA勉強術」 石川 和男
5月18日 「暮らしやすさの都市戦略」 保坂 展人
5月19日 「入門仮想通貨のしくみ」 頼藤 太希
5月20日 「人生が輝く選択力」 印南 一路
5月21日 「吉田茂と岸信介」 安井 浩一郎
5月22日 「憲法問答」 橋下 徹、木村 草太
5月23日 「イタリア語 やさしく、あなたに…」 上野 貴史
5月24日 「ニュースのなぜは世界史に学べ 2」 茂木 誠
5月25日 「オリンピック選手村物語」 三枝 勝
5月26日 「地面師」 森 功
5月27日 「ニューヨーク ポエトリー キット」 辻 仁成
5月28日 「伝える力」
5月29日 「くらべる世界」 おかべ たかし
5月30日 「大統領のリーダーシップ」 ジョセフ・S・ナイ
5月31日 「僕はパパを殺すことに決めた」 草薙 厚子

「学校の当たり前をやめた。」を書かれた工藤勇一さんは、千代田区立麹町中学校の校長先生。当たり前に行われてきた「クラス担任」や「中間・期末テスト」などをやめてしまったことで注目を集めている。もちろん、闇雲にやめたわけではなく、きちんとした理由があり、フォローする仕組みがある。

「SHOE DOG」は、ナイキの創業者であるフィル・ナイトさんの自伝。もともとはオニツカの靴を仕入れて売るところから始まっていたことに、改めて驚く。情熱と戦略が噛み合えば、とんでもないことが起こることがある。

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映画評 「さよならくちびる」 ~ オススメ 大切にしたい映画に出会った ~ [映画評]

ブログのタイトルに、「オススメ」と書ける映画にはなかなか巡り会えない。
この映画に会えてよかった。

本作は、塩田明彦さんの原案・脚本・監督によるもの。
作りたくて、
作りたいものを作った、
という感じが伝わってくる。
オリジナル脚本にはやはり得難い味がある。

ネットで公開されているあらすじはこんな感じ
「インディーズで注目を浴びた女性デュオ『ハルレオ』は、それぞれの道を歩むため解散を決めた。彼女たちはスタッフの志摩(成田凌)を伴って、解散ツアーに出る。レオ(小松菜奈)は志摩、志摩はハル(門脇麦)に思いを寄せており、ハルもレオに特別な感情を抱いていた。」
「全国をめぐる解散ツアーを行う女性デュオと、バンドを支える男性の複雑な思いが交錯する。」

なんといっても、主演の3人が素晴らしい。
門脇麦さんは、切ないほどの繊細さを、
小松菜奈さんは、おさえきれない衝動を、
成田凌さんは、自身も苦しみながら包み込む強さを、
それぞれ慈しむように表現された。
典型的なロードムービーであり、いろいろな街を旅するのだが、
解散に向けての旅だけに、映画を観ながら、
この旅が終わらないように、
終わった後、3人が幸せであるように願った。

音楽映画の側面も強く、劇中で披露されるのは3曲。
タイトルにもなっている「さよならくちびる」は、秦基博さんによるもの。
「たちまち嵐」「誰にだって訳がある」は、あいみょんさん。
映画館を出てからも、これらの曲が頭から離れないという人が大勢おられると思う。
私は、特に「誰にだって訳がある」にやられた。
令和最初の撃ち抜かれソングに決定である。

演技よし、
演出よし、
はさまれるエピソードもよし、
と、快調に映画は進む。
ただ、何か所か傷があった気はする。
余分なシーンや、余分なセリフがなくはない。
また、ラストシーンには賛否が分かれるだろう。
ああなってほしかった、
という人もいれば、
ああだけはなってほしくなかった、
という人もおられるだろう。
私は、どちらかというと、ああなってほしくはなかったが、
ラストが気に入らないからといって帳消しになってしまうような映画ではない。

門脇麦さん、小松菜奈さんのお二人は、この映画でなんらかの賞を獲られるのではないだろうか。
小品だが、お二人の代表作の一つになったと思う。
成田凌さんは、「愛がなんだ」からの連続ヒット。
今、乗っている俳優さんのお一人である。

「さよならくちびる」は、胸に沁みる音楽映画。
不器用な愛し方、愛され方にもグッとくる。
誰にでもはまるかというとそうではないかもしれないが、
伝わる人にはズンと来るのではないだろうか。

映画の中の3人は、あれからどうしただろう、などと思う。
3人の旅の続きを見たい、と思う。
どこかで歌っていればいいな、と思う。
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今年もハラハラ交流戦 [ヨモヤ]

プロ野球の前半戦が終了。
いよいよ交流戦に突入する。

交流戦は2005年から始まり、14回行われた。
これまではパが14回中13回の勝ち越しで圧倒している。
パ・リーグのファンとしては、毎年溜飲が下がる時期ではあるのだが、ハラハラドキドキの季節でもある。

毎年心配するのだが、今年も心配する。
パがやられてしまうのではないかと。

特別、セのレベルが上がったとも思わないが、パのチームの戦力が整っていない感がある。
特に心配なのは、例年交流戦で勝ち星を伸ばすソフトバンク。
ここで楽天に3連敗してしまったようにチーム状態が思わしくない。
なんといっても柳田の不在が大きいが、それ以外にも故障者続出である。

楽天のチーム状態はいいが、則本がいないのがなんとも苦しい。
西武は、エースの菊池、打点王の浅村を抜かれている。
一方、
日本ハムとロッテは通常の力を出せそうだし、
オリックスとしてはここが浮上のきっかけになるかもしれない。

個々の試合と併せて、リーグ対抗戦の意味でも楽しめるのが交流戦である。
今年も、勝手にハラハラドキドキしようと思う。

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天安門事件から30年  ~ 今の中国が歴史を直視できない国であることは覚えておかないと ~ [ヨモヤ]

天安門事件から30年が経過する。
いまだにこのニュースに触れた時の衝撃を記憶している。
自国の将来を憂う若者たちに対し、
軍隊が銃を向け、
大量の死傷者を生み出す現実に戦慄を覚えた。

アメリカ国務省のオルタガス報道官が、6月4日で発生から30年を迎える中国の天安門事件について
「平和的に抗議活動をしていた人々に対する徹底した虐殺行為だった」
「罪のない命が失われた痛ましい事実を忘れない」
と述べたという。
さらに、
「犠牲者数など事件の詳細を明らかにせず、抗議参加者や遺族らへの弾圧がいまだ続いている」
「中国共産党による構造的なおぞましい抑圧」
と批判したという。
我が国の政治家ではとても言えない発言である。
背景に米中の覇権争いがあるにせよ。

どんな国にも過ちはある。
アメリカにもあるし、日本にもある。
そして、歴史の解釈はそれぞれであり、
原爆投下を正当化する人さえいる。
(驚くことに日本人にもいる。)
しかし、意見は違っても、起こったことは起こったこととして、進んでいくしかない。

残念ながら、今の中国は、天安門事件は無かったことにしようとしている。
GDP世界第2位の超大国になったにも関わらず、自国内で起きたことを直視することができない。
そういう国であることは覚えておく必要がある。

だから振舞いを変えるべきとか、
信じない方がいいとか、
そういうことを言っているわけではない。
ただ、事実として覚えておく必要がある。

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20,000円割れも覚悟 ~ 令和に入ってから株価はずっと軟調 ~ [経済を眺める楽しみ]

令和に入り、
10連休でそれなりに消費が喚起され、
祝賀ムードも高まったのだが、
残念ながら株価はずっと軟調。
4月には日経平均で22,000円を超えていたものが、20,600円まで下落してしまった。

このあたりで底を打ってもらいたいところだが、来週はさらに厳しい相場になると見込まれる。
先週末のアメリカ市場が大幅な下落となり、
さらに円高も進んでいるからである。
下落のきっかけは、例によって米トランプ大統領の発言であり、
メキシコの全製品に5%の追加関税をかけると表明したことが響いた。
中国経済の減速が意識されているのも下げの要因だが、これにもトランプ大統領の影響が小さくない。

こうも悪材料が揃ってしまうと、日本株の下げも加速せざるを得ないだろう。
20,000円割れも覚悟する必要がありそうだ。
日本国内の状況だけを見ると、
雇用環境は安定しているし、
オリンピック・パラリンピックに向けた需要もあり、
インバウンド景気もあり、
と、悲観一色ではないが、外部環境の悪さを打ち消すほどの力強さはない。
秋に控えている消費増税も心配の種である。

株価は上がったり下がったりするものであり、
当然こういう時期もある。
そして、こういう時期にこそ、
市場の空気に流されて本来の価値よりも低い株価で放置されている銘柄を拾っておくべきである。
理屈ではわかるのだが、
どの銘柄が不当な安値なのか、見破るのは簡単ではない。
わからないのなら、
「休むも相場」
という局面かもしれない。

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映画評 「嵐電」 [映画評]

毎週楽しみにしている日経新聞夕刊の映画評。
そこで、本作「嵐電」が★5つの評価を受け、絶賛されていた。

主演は、井浦新さん。
私の大好きな映画「ピンポン」にスマイル役で出演していた。
共演した窪塚洋介さん、中村獅童さんらが即大ブレイクするなか、
ARATAさんはゆっくりゆっくり力をつけ、井浦新になり、
今や貴重な映画俳優になられている。
ピンポンファンとして、とても嬉しい。

さて、映画であるが、正直なところ私の苦手な類の映画だった。
評論家の方には受けるのかもしれないが、私にはさっぱり。
意味のわからないシーンが次々差し込まれ、ふう。
何かの寓意があるのだろうが、私にはどうにも辛気臭い。
好みの問題であるのだろうが、とにかく苦手なタイプである。
こういう作品を面白がれるのが映画評論家なのだとしたら、私は決してなれそうもない。

本作の本当の主役は、タイトルどおり、「嵐電」こと京福電気鉄道嵐山本線である。
1両編成で、まちなかをトコトコ走る姿は魅力的だった。
だから、「嵐電」のプロモビデオだと思えば、まずまずの出来である。

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