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映画評 「SHIROBAKO」 [映画評]

世界中で株価が暴落している。
3月9日の株式市場は、日本株が20,000円を割ったのをはじめ、世界中が値を崩している。
アメリカの下げも半端ない。
こうなってしまったら、売りたい人が売り切るまで下げは止まらない。
くよくよしても仕方がないので、映画の話でもしよう。

さて、今回の映画評は、アニメーション業界の舞台裏を描いたアニメ「SHIROBAKO」の劇場版。
なのだが、テレビ版の「SHIROBAKO」は一度も観たことがない。
NHKで放送中の「映像研には手を出すな!」にはまり、
映像研のことをネットで調べていたら、
アニメーション制作の裏側を描く点で共通点があるということで本作も紹介されていた。
それで劇場に足を運んだ次第である。

それほどの知名度がある作品ではないと思っていたのだが、
公開週の興行成績で第3位に初登場。
熱心なファンがいるようだ。

窮地に立たされたアニメ制作会社が、起死回生の劇場用作品を作ることになるというストーリー。
とにかく登場人物が多く、初見の私にはとても追い切れない。
単体の作品であれば、むやみに登場人物を増やすのはやってはいけないことだと思うが、
テレビ版が劇場版になる際にはある程度やむを得ないことなのだろう。

本作にはなんの思い入れもない私だが、
いいアニメ作品を作りたい、届けたい、
という気持ちは受け取らせていただいた。
素晴らしい作品、とまではいけていないと思うが、その意気はいい。
また、待望していたファンにとってはうれしい作品なのだと思う。

私としては「映像研には手を出すな!」の世界観の方が好きだが、
可愛い女の子が奮戦する「SHIROBAKO」に支持者が多いのもわかる気がする。
もうワンパンチ、ツーパンチほしかったのは本音だけれど。

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