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それでも内閣支持率が下がらない理由 [ヨモヤ]

コロナショックで世界が揺れる中、報道各社による世論調査が行われた。
それによると、安倍内閣の支持率は軒並み上昇という結果が出た。

どうもマスコミとしては意外な結果だったらしく、
「え!?」
という見出しを付けている新聞もあった。

マスコミの中におられ、
野党のみなさんの批判を共感を持って聞き、
反対大好きな人が集まるネットしかご覧になっていない人にとっては、
今回の支持率上昇は信じられない思いだろう。
「だって、後手後手だったじゃないか」
「学校の休校要請はあまりにも唐突だったじゃないか」
「専門家の意見を聞いていないというじゃないか」
「株は暴落しているし、経済はめちゃくちゃじゃないか」
といったところだろうか。

もちろん、コロナウイルスへの対応が完璧だったとは思えない。
遅れた面もあっただろうし、
調整が十分でなかった面もあっただろう。
しかし、この未曽有の事態に、総理が先頭に立っている感が出てきたのも事実である。
休校に意味があるのかないのかよくわからないし、混乱が生じたことは間違いないが、
このことにより一気に危機感が増したのは確かである。
総理が批判をまともに受ける覚悟があることが見えた瞬間でもあった。
また、世界を見れば、今や先進国で日本が最も感染を抑え込めている国になっている。

マスコミの方々が、
間違っていると思う政策について、
信念をもって反対されるのは大切なことである。
何事も、批判がないとよくなっていかない。
しかし、なんでもかんでも揶揄するように報じたり、負の側面ばかりを伝えたりするのは、
健全な姿勢とは思えない。

いいときはいい、と素直に言っていただきたい。
協力すべきときは、それを訴えていただきたい。
間違っていたときは、きちんと訂正していただきたい。
権力を批判するのはマスコミの大切な役割だが、
マスコミの役割はそれだけではないはずだ。

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