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この際、横文字を総ざらいする勢いで [ヨモヤ]

河野防衛大臣が、参院外交防衛委員会で、
新型コロナウイルス対応に絡んでカタカナ語を多用しないよう、
厚生労働省に申し入れたことを明らかにされた。

河野大臣は、先日、自身のツイッターで、
「クラスター集団感染
オーバーシュート 感染爆発
ロックダウン 都市封鎖
ではダメなのか。なんでカタカナ?」
とつぶやき、大きな反響を得られていた。

私も、クラスターまではまだいいとして、
オーバーシュートとかロックダウンとかになると首を傾げたくなった。
一体、誰に伝えようとされているのか疑問に感じたからだ。
わざわざ、わかりにくく定着もしていない言葉をどうして使うのだろう。

今回のことに限らず、役人の皆さんの中には、どうしようもなく横文字が好きな方がおられるのだろうか。
若しくは、日本語に直す力が不足しているのだろうか。
少し前も「ホワイトカラーエグゼンプション」なる制度がわかりにくいと批判の声が上がったことがあった。
その頃から、少しも前には進んでおられないようだ。

河野大臣は厚生労働省に申し入れられるそうだが、
この際、厚労省だけではなく国だけではなく地方も含めて、定着していない横文字は使わないようにすべきではないだろうか。
例えば、スケジュールならいいが、アジェンダとかはどうだろう。
プロジェクトならいいが、スキームとかはどうだろう。
一般の人にわかりにくいだけでなく、個人的には実にカッコ悪く映ってしまう。

コロナには、世界中が酷い目にあわされていて、まだまだ出口が見えない。
しかし、そんななかでも、少しでもプラス面を見つけていきたい。
この機会にわかりにくい横文字が排除されるようになれば、
怪我の功名的によき遺産になるのではないだろうか。

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