SSブログ

コロナに隠れてはいるが日本人アスリートが頑張っている [ヨモヤ]

テレビも新聞も雑誌も、
どれもこれもコロナばかりである。
ネットはマスを獲得する必要がないので、いろいろな話題があるが、
その分言いたい放題であり、人やネットの悪い面があふれ出ている感もある。

コロナに隠れてしまったのが、世界で活躍している日本のアスリートたちの活躍。
ちょっと古いものもあるが、振り返ってみよう。

まず、スケート陣が素晴らしい成績を残した。
女子では、日本のエース・小平奈緒さんが、ワールドカップで3シーズンぶり3度目の総合優勝を果たした。
さらに男子でも、23歳の新濱立也さんが総合優勝。
日本男子として清水宏保さん以来、19年ぶりの快挙となった。
つまり、日本人が男女ともに総合優勝をさらったことになる。

スケート陣の快挙はほかにも。
世界距離別選手権では、女子チームパシュートで世界記録を樹立して金メダルを獲得。
世界選手権では、500メートルと1000メートルを2度ずつ滑る「スプリント」で、高木美帆さんが初優勝。
高木さんは、短距離から長距離の4種目で競う「オールラウンド」で2年前に世界一に輝いており、
短距離タイトルとの2冠は女子で史上5人目、日本勢では男女通じて初という快挙を達成した。

史上初という点では、高梨沙羅さんの記録も素晴らしい。
ワールドカップ15戦目のノルウェー大会で優勝し、
ジャンプ女子で初めてワールドカップ個人通算100度目の表彰台に立った。
100度目の表彰台は、歴代最多108度の記録を持つ男子のヤンネ・アホネンさん(名前が親しみやすいので日本人にもなじみがある)に続く、史上2人目の快挙である。

冬のスポーツ以外でも世界で活躍している選手がいる。
卓球の伊藤美誠選手が世界ランキングで2位になる見込みであり、
これは現行のランキング制が開始された1991年以降、男子も含めて初の快挙である。
上位を中国勢が独占しているなか、伊藤さんの奮闘ぶりが目立つ。

自転車トラック種目でも新しいスターが誕生した。
1日に4種目を行う女子オムニアムで梶原悠未さんが世界選手権で金メダルに輝いたのである。
世界選手権で日本選手が頂点に立つのは、実に33年ぶり4人目、女子では初の快挙である。

感染がヨーロッパを中心に世界に広がり、オリンピック・パラリンピックの予定どおりの開催に暗雲が垂れ込めている。
しかし、選手たちはどんな状況でも歩みを止めない。
言われなくてもがんばるだろうけれど、
がんばれ!

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事