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さあ、プロ野球が始まる [ヨモヤ]

いよいよプロ野球が始まる。
6月19日という開幕日は、85年を超すプロ野球の歴史において、最も遅いものだという。
しかし、遅いだけに、待ちに待ったという思いも募っている。
特別な、大切な開幕である。

なんでも、開幕戦の試合前に、両軍の代表者によるスピーチが企画されているらしい。
プロ野球でのスピーチと言えば、東日本大震災後の楽天・嶋選手の、
「見せましょう、野球の底力を」
という言葉が鮮明に残っている。
今回も、忘れられない言葉が生まれるだろうか。

開幕カードは、
パが、
西武―日本ハム(メットライフD)
ソフトバンク―ロッテ(ペイペイD)
オリックス―楽天(京セラD)
セが、
巨人―阪神(東京D)
DeNA―広島(横浜)
ヤクルト―中日(神宮)

評論家の前評判では、
パではソフトバンクと西武が2強、
セでは、去年優勝の巨人は当然として、DeNAの評価が高いようだ。
評論家の予想は往々にして外れるものなので、
低評価のチームの奮起にも期待したい。
パ・リーグファンの私としては、楽天、ロッテ、オリックスといったところがしっかり補強したので、
混戦模様の楽しいシーズンになるのではないかと思っている。

例年とは全く違う調整過程になっていて、選手たちのコンディションはベストとは言えないかもしれない。
しかし、ファンは、全力プレーを待ち望んでいる。
選手たちの必死な姿を、ピンチに苦しむ姿を、してやったりの弾ける笑顔を、
プロならでは超人的な力や技を、
心から楽しみにしている。
コロナで疲れ、傷ついた心と体を、スカッとさせてもらうことを願っている。

アメリカのメジャーリーグは、相変わらずファン無視のマネーゲームぶりで、開幕の目途が立っていない。
野球は、一味違うところを見せたい。
ベースボールとはちょっと違う、人の心にしっぽり寄り添う「野球」を見たい。

そして、始まったら、止めないでほしい。
たとえ選手に感染者が出ても、続けてほしい。
シーズンをやり切ることが、今年のプロ野球の使命だと思う。

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