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世界競争力ランキングで日本は過去最低順位もここから反発したい [ヨモヤ]

私はランキングものに弱い。
つい見てしまうし、気にしてしまう。
子どもの頃は毎週「ザ・ベストテン」を見ていたし、
土日はラジオで歌謡曲のランキング番組を聴いていた。

順位ばかりを気にしてはいけないと思いつつ、どうしても追ってしまう。
過去最高、過去最低、などの表現があるとなおさら。

スイスのビジネススクールIMDが2020年版世界競争力ランキングを発表した。
調査対象は63カ国・地域。
各種の統計データと、経営者へのアンケート調査を基に算出するのだという。
「経済状況」「政府の効率性」「ビジネスの効率性」「インフラ」のそれぞれで点数を付け、
その合計でランキングする。

1位は昨年と同様シンガポール。
2019年に2位だった香港は5位に下がった。
以下、主なランキングは以下のとおりである。

1位 シンガポール
2位 デンマーク
3位 スイス
4位 オランダ
5位 香港
6位 スウェーデン
7位 ノルウェイ
8位 カナダ
9位 UAE
10位 アメリカ

20位 中国
23位 韓国
34位 日本

日本の34位は、過去最低記録。
1位を連続して獲得していた1990年代初頭が、はるか昔の話に思える。

特に評価が低いのは「ビジネスの効率性」の項目らしい。
規制の厳しさや高い法人税が投資を呼び込みにくくしているとされる。
また、デジタル技術の評価も散々である。
これは今回のコロナ禍で、多くの日本人が思い知った。

コロナの世界的な流行を受け、来年の順位は大きく変わるかもしれない。
落ちるところまで落ちた感のある日本としても、反発する機会にしたいところだ。
コロナをバネにできる可能性はあるような気がする。

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