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大食い番組は続けてほしい  ~ 今回の女王戦はあまりいい大会ではなかったけれど ~ [ヨモヤ]

2015年から2017年まで、テレビ東京の元旦は「大食い世界一決定戦」だった。
正月早々大食いを放送するテレビ東京の心意気を、大食いファンは大いに歓迎した。
通常の年だと、
春に女王戦、
秋に王座決定戦、
というのが大食い特番の流れで、たまに新人戦や特別企画が放送される。
それが2018年は、元旦の世界一決定戦がなかったのはともかくとして、
春の女王戦もなかった。
ひょっとしてテレ東さんも大食いから撤退かと心配した。

だから、9月に女王戦が放送されるという話を聞いてほっとした。
菅原さんをはじめ、三宅さんや正司さん、アンジェラさん、ロシアンさんらが出場されるのも嬉しかった。

楽しみにしていたが、内容はどうだったか。
見ていない人にはなんのことだかさっぱりわからないと思うが、勝手に振り返ってみる。
1回戦は、マグロという食材はよかったが、真夏の35度を超える状況で、船の甲板で食べさせるのが気の毒だった。
2回戦は、いつもなら決勝に持ってこられるラーメンが使われていたのが意外。
しかし、用意していた麺が足りなくなり、三宅さんのインスタによれば茹でも全く足らなかったそう。
またもや選手に気の毒だった。
3回戦は、レタス。
さすがに大食いにレタスは・・・。
準決勝は、いろいろな料理を食べるという趣向。
しかし、大食いというより早食いになってしまったし、タクシーでの移動があるというのも選手に気の毒だった。
決勝はご飯。
ラーメンが定番だが、お米ならみんな喜ぶ。
しかし、よそったまま置きっぱなしにされていたようで、後半のお米はかなり干からびていただろう。
また、一番前の席に座った菅原さんは相手の動きが全くわからないという点では、ずいぶん不利だったと思う。
最後も、どういう経緯でビデオ判定になったのかが全く説明されず、見ている人はみな「?」だったと思う。

テレビ的には、ニュースターの誕生を期待したのかもしれないが、それは叶わなかった。
しかし、それはそれでいい。

個人的に大食い番組が好きなので、これからも続けてほしいが、是非お願いしたいことがある。
まず、選手本位の設定をお願いしたい。
中村ゆうじさんがよく言っていたように、このステージに上がるのは「神に選ばれた人たち」。
だから、選手の実力がいかんなく発揮される舞台設定をお願いしたい。
そして、今回の決勝のように、場所による有利不利が出ないように気をつけていただきたい。
また、放送される映像にも注意してほしい。
温かいものを急いで食べるのだから、どうしたって鼻水は出る。
そこをあえて放送しないでほしい。
選手が気の毒である。

大食いが好きだからこそ、いい番組にしていただきたい。
正直、今回は、あまりよくなかった。

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