西武ライオンズの歴代ベストナインを選ぶ [ヨモヤ]
2018年は、西武ライオンズが埼玉・所沢の地に誕生して40周年目に当たる記念の年。
それにちなんでいろいろな企画が催されているが、その一環として所沢市役所が１階市民ホールで展示を行い、歴代ベストナイン投票を募っているという。
こんな面白い企画に乗らない手はない。
・西武ライオンズとしてのベストナインとする（つまり、西鉄などの前身のみで活躍した選手は入れない）
・ＯＢ、現役の隔てなく選出するが、最低でも５年以上の活躍期間を必要とする
・現役時代のポジションを変更しない
といったことを前提として、投手を後回しにして、ポジション順で選んでいこう。
まずは捕手だが、ここが一番簡単である。
伊東勤さんしかいない。
実働22年間を西武一筋。
ベストナイン10回、オールスター16回。
西武ライオンズ黎明期には野村克也さんもマスクをかぶっていたが、キャリアの晩年で衰えは隠せなかった。
続いてファースト。
ここも清原和博さんで鉄板ではあるが、成績だけを比較すると、アレックス・カブレラさんの数字は突出している。
西武在籍７年間でホームラン273本。
特に2001年～2003年の3年間のホームラン数は、49本、55本、50本。
カブレラさんのことを最強の助っ人という人は多い。
それでもやはり清原さんだろう。
人気や話題性含め、清原さんなしで西武ライオンズは語れない。
タイトルには無縁だったが、優勝への貢献度は高かった。
引退した後、いろいろあるが、それはそれである。
セカンドが難しい。
候補は、辻発彦さん、片岡治大さん、浅村栄斗さんの3人。
何度も優勝に貢献したという点では辻さんだし、
足のスペシャリストとしての片岡さんもすごかった。
セカンドで打点王になる浅村さんも滅多に出ない存在。
3人のうち誰を選んでもいいと思うが、守備面も考えて辻さんに入っていただこう。
辻さんがセカンドにいる安心感は大きかった。
サードは、石毛宏典さんか中村剛也さん。
長くチームの顔だった石毛さんを残したい気持ちはやまやまだが、はじめはショートでプレーされていただけに、サードとしての印象はちょっと薄い。
中村さんは、ホームラン王６回。
これは王さんの15回、野村さんの9回に続く、プロ野球歴代3位の大記録。
こんな選手を外すわけにはいかない。
ショートは、松井稼頭央さんで決まり。
他に、石毛宏典さん、中島裕之さんもいるが、松井さんはプロ野球の歴代ベストナインでも選ばれる存在。
日米通算で2,700本ものヒットを打っており、他の追随を許さない。
続いて外野手。
まず、センターの秋山幸二さんには異論がないだろう。
走攻守揃った選手であり、スケールの大きさは日本野球の歴史でも屈指。
清原さんとのＡＫ砲は一世を風靡した。
ライトも同じ秋山姓の秋山翔吾さん。
シーズン安打数の日本記録保持者であり、侍ジャパンの中心メンバー。
足も速く、守備もいい。
この頃は長打力も身に着けており、外す手はない。
残りの１枠が悩ましい。
候補となるのは、平野謙さん、和田一浩さん、大田卓司さん、栗山巧さんの４人だろうか。
平野さんの印象は強いが西武での活躍期間があまり長くなかったのが残念。
大田さんは勝負強い打撃が忘れられないが、シーズンを通して活躍されることはあまりなかった。
となると、和田さんか栗山さんか。
お二人は全くタイプの違うプレーヤーだし、中日に移籍された和田さんと西武一筋の栗山さんと、選手生活も対象的。
成績的にも甲乙つけがたく正直決めかねるのだが、長打力の点で優っている和田さんを選ぼう。
ＤＨは、オレステス・デストラーデさん。
実働期間は短かったが、その間に、ホームラン王３回、日本シリーズＭＶＰ１回。
カブレラさんがＤＨ専業なら難しいところだが、基本一塁を守っていたので、ここはデストラーデさんに。
これで、ＡＫＤ砲が揃った。
さて、投手である。
一人を選ぶとなるとなかなか厳しいが、それをしなければならない。
候補となるのは、
東尾修さん、松坂大輔さん、工藤公康さん、西口文也さん、郭泰源さん。
郭泰源さんを初めて見たときのインパクトはすごかったし、潜在能力はナンバーワンである気がするが、成績だけを見るとそれほど突出していない。
西口さんの西武一筋での182勝は立派だが、ポストシーズンでの弱さが気になる。
残る、東尾修さん、松坂大輔さん、工藤公康さんから一人を選ぶのは、好みでしかないだろう。
3人とも球史に残る投手であり、それぞれタイプが違う。
しかし、西武ライオンズ40周年という観点で選ぶなら、
西鉄からの生え抜きであり、弱い時代の西武を支え、常勝時代のエースとして君臨した東尾さんということになるのだろう。
251勝もすごいが、247敗もすごい。
結果、選んだメンバーは以下のとおりである。（敬称略）
投手：東尾 修
捕手：伊東 勤
一塁：清原 和博
二塁：辻 発彦
三塁：中村 剛也
遊撃：松井 稼頭央
右翼：秋山 翔吾
中堅：秋山 幸二
左翼：和田 一浩
DH：オレステス・デストラーデ
なんで松坂じゃないんだ。
いや、カブレラ入れないとかありえないでしょう。
おいおい、浅村の名前がないよ。
ミスターライオンズの石毛を入れないのはモグリ。
栗山をはずしてどういうつもりだ。
などいろいろあるだろうが、ご容赦願いたい。
ふう、楽しかった。
それにちなんでいろいろな企画が催されているが、その一環として所沢市役所が１階市民ホールで展示を行い、歴代ベストナイン投票を募っているという。
こんな面白い企画に乗らない手はない。
・西武ライオンズとしてのベストナインとする（つまり、西鉄などの前身のみで活躍した選手は入れない）
・ＯＢ、現役の隔てなく選出するが、最低でも５年以上の活躍期間を必要とする
・現役時代のポジションを変更しない
といったことを前提として、投手を後回しにして、ポジション順で選んでいこう。
まずは捕手だが、ここが一番簡単である。
伊東勤さんしかいない。
実働22年間を西武一筋。
ベストナイン10回、オールスター16回。
西武ライオンズ黎明期には野村克也さんもマスクをかぶっていたが、キャリアの晩年で衰えは隠せなかった。
続いてファースト。
ここも清原和博さんで鉄板ではあるが、成績だけを比較すると、アレックス・カブレラさんの数字は突出している。
西武在籍７年間でホームラン273本。
特に2001年～2003年の3年間のホームラン数は、49本、55本、50本。
カブレラさんのことを最強の助っ人という人は多い。
それでもやはり清原さんだろう。
人気や話題性含め、清原さんなしで西武ライオンズは語れない。
タイトルには無縁だったが、優勝への貢献度は高かった。
引退した後、いろいろあるが、それはそれである。
セカンドが難しい。
候補は、辻発彦さん、片岡治大さん、浅村栄斗さんの3人。
何度も優勝に貢献したという点では辻さんだし、
足のスペシャリストとしての片岡さんもすごかった。
セカンドで打点王になる浅村さんも滅多に出ない存在。
3人のうち誰を選んでもいいと思うが、守備面も考えて辻さんに入っていただこう。
辻さんがセカンドにいる安心感は大きかった。
サードは、石毛宏典さんか中村剛也さん。
長くチームの顔だった石毛さんを残したい気持ちはやまやまだが、はじめはショートでプレーされていただけに、サードとしての印象はちょっと薄い。
中村さんは、ホームラン王６回。
これは王さんの15回、野村さんの9回に続く、プロ野球歴代3位の大記録。
こんな選手を外すわけにはいかない。
ショートは、松井稼頭央さんで決まり。
他に、石毛宏典さん、中島裕之さんもいるが、松井さんはプロ野球の歴代ベストナインでも選ばれる存在。
日米通算で2,700本ものヒットを打っており、他の追随を許さない。
続いて外野手。
まず、センターの秋山幸二さんには異論がないだろう。
走攻守揃った選手であり、スケールの大きさは日本野球の歴史でも屈指。
清原さんとのＡＫ砲は一世を風靡した。
ライトも同じ秋山姓の秋山翔吾さん。
シーズン安打数の日本記録保持者であり、侍ジャパンの中心メンバー。
足も速く、守備もいい。
この頃は長打力も身に着けており、外す手はない。
残りの１枠が悩ましい。
候補となるのは、平野謙さん、和田一浩さん、大田卓司さん、栗山巧さんの４人だろうか。
平野さんの印象は強いが西武での活躍期間があまり長くなかったのが残念。
大田さんは勝負強い打撃が忘れられないが、シーズンを通して活躍されることはあまりなかった。
となると、和田さんか栗山さんか。
お二人は全くタイプの違うプレーヤーだし、中日に移籍された和田さんと西武一筋の栗山さんと、選手生活も対象的。
成績的にも甲乙つけがたく正直決めかねるのだが、長打力の点で優っている和田さんを選ぼう。
ＤＨは、オレステス・デストラーデさん。
実働期間は短かったが、その間に、ホームラン王３回、日本シリーズＭＶＰ１回。
カブレラさんがＤＨ専業なら難しいところだが、基本一塁を守っていたので、ここはデストラーデさんに。
これで、ＡＫＤ砲が揃った。
さて、投手である。
一人を選ぶとなるとなかなか厳しいが、それをしなければならない。
候補となるのは、
東尾修さん、松坂大輔さん、工藤公康さん、西口文也さん、郭泰源さん。
郭泰源さんを初めて見たときのインパクトはすごかったし、潜在能力はナンバーワンである気がするが、成績だけを見るとそれほど突出していない。
西口さんの西武一筋での182勝は立派だが、ポストシーズンでの弱さが気になる。
残る、東尾修さん、松坂大輔さん、工藤公康さんから一人を選ぶのは、好みでしかないだろう。
3人とも球史に残る投手であり、それぞれタイプが違う。
しかし、西武ライオンズ40周年という観点で選ぶなら、
西鉄からの生え抜きであり、弱い時代の西武を支え、常勝時代のエースとして君臨した東尾さんということになるのだろう。
251勝もすごいが、247敗もすごい。
結果、選んだメンバーは以下のとおりである。（敬称略）
投手：東尾 修
捕手：伊東 勤
一塁：清原 和博
二塁：辻 発彦
三塁：中村 剛也
遊撃：松井 稼頭央
右翼：秋山 翔吾
中堅：秋山 幸二
左翼：和田 一浩
DH：オレステス・デストラーデ
なんで松坂じゃないんだ。
いや、カブレラ入れないとかありえないでしょう。
おいおい、浅村の名前がないよ。
ミスターライオンズの石毛を入れないのはモグリ。
栗山をはずしてどういうつもりだ。
などいろいろあるだろうが、ご容赦願いたい。
ふう、楽しかった。
