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映画評 「アルゴ」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 ~ 目黒シネマの強烈コンボ ~ [映画評]

私は、映画をガシガシ観るが、基本的に邦画派である。
洋画は絶対に観ない、
と決めているわけではないが、8対2以上の割合で邦画を観る。
都内にいくつかある名画座をたまにチェックするが、その際も邦画を探している。
しかし、この2本を揃えられたらどうだろう。
目黒シネマで上映中の
「アルゴ」と「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。
なんでも、ワーナーブラザーズシネマヒットメドレー、という企画らしい。
2本とも評判作で、邦画贔屓の私は2本とも観ていない。
これは行くしかないか。

映画を観るのは、それなりに疲れる。
それを2本となると疲れ倍増、になることもあるだろう。
つまらない映画の場合は特に。
面白い映画の場合、全く苦にならない。
今回は、あっという間の4時間だった。

「アルゴ」は、在イランアメリカ大使館人質事件を題材とした、実話に基づくストーリー。
アカデミー賞作品賞受賞作だが、それにふさわしいクオリティだった。
序盤のシーンから、きちっと作り込まれている。
こういうのを見せられると、ハリウッドとの差をひしひしと感じる。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、最高にハチャメチャな映画。
よくこんなことを思い付き、こんなものを映画にしようとして、実際に映画にするものだ。
あっぱれというしかない。

目黒シネマでは、「アルゴ」「マッドマックス」に続いて、ワーナーのヒット作がラインナップされている。
今年は、長い年末年始休みとなっている方も少なくないと思う。
名画座で映画三昧というのも、またよきかな、ではないだろうか。

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