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村田対ゴロフキン なんとか無事に [ヨモヤ]

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太が、
来る4月9日、さいたまスーパーアリーナにおいて、
元3団体統一同級王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキンと、
王座統一戦に臨むことが正式発表された。
もともと昨年12月29日に開催予定だった試合だが、
オミクロン株の水際対策で外国人の入国が原則禁止となり、延期となっていた。

村田は、言わずと知れた2012年ロンドン五輪の金メダリスト。
金メダリストが世界王者になるのは日本人では初めてであり、
それも最も熾烈と言われるミドル級であるだけに価値が高い。

しかし、これまで村田が戦ってきた選手を冷静に見ると、
そこまでの選手はいなかったのが本当のところだろう。
ミドル級の世界ランカーといえば、とんでもない猛者ばかりかと思いきや、
別にそうでもなかった。

だからこそ、なおさらビッグマッチが待たれた。
となると相手は
カネロことサウル・アルバレスか、
GGGことゲンナジー・ゴロフキンしかいない。
そして今回、ゴロフキンにたどり着いた。

この二人と戦うということは、世界的なビッグマッチをプロモートするということになるから、
実現までには多くのハードルがあったと思う
ここまでこぎつけた関係者の熱意に敬意を表したい。
もちろん村田を応援するが、なにより無事に試合が開催されることを祈りたい。
ゴロフキンが無事に来日し、
両者ともコロナに感染せず、
両者がリングで向かい合う。
まずはそうなることを祈る。

二人とも実戦から長く離れていて、
ひょっとしたら序盤は噛み合わないかもしれない。
いや、噛み合うも何も、村田は何もできないかもしれない。
しかし、どうなったとしても、この試合は実現するだけで意味がある。
あと一月、なんとか無事に。

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