映画評 「MANRIKI」 [映画評]
本作は、トンデモ映画である。
作り手も、トンデモ映画と言われることを忌みはしないだろう。
だって、トンデモだから。
映画はエンタテインメントであると同時に、表現方法の一つでもあるので、
思い切りバットを振るのもアリである。
できれば、ブン回しながら大衆性も獲得していただきたいが、
さすがにそんな作品は滅多にない。
であれば、当てに行って何の足しにもならない作品より、
バットを目一杯長く持って思い切り振り回した挙句、全くの空振りという方がましである。
今作は、それ。
とても人に勧める気にはなれないが、観たことに後悔はない。
こういう作品もあっていい。
ストーリーは、
自分の顔が大きいことにコンプレックスを感じている新人モデルが、
小顔矯正をしようと訪ねた先に、万力を使う整顔師がいて・・・・
という感じだが、終始ハチャメチャなので、筋を追うことに意味があるとは思えない。
芸人の永野さんの世界観に、
斎藤工さんが悪乗りした格好。
なんでも、
永野さん、斎藤工さん、音楽の金子ノブアキさん、清水康彦監督は、「チーム 万力」というらしい。
そのメンバーで、行けるところまで行ってしまった、という感じ。
よく公開までこぎつけたものだと、妙なところに感心する。
この映画を人に勧める勇気は私にはない。
しかし、観た方がいいかどうか聞かれたとしたら、「観ない方がいい」とは思わない。
勇気を持って「観る」という選択肢もあっていい。
その勇気を私は称賛したい。
コアな映画ファンなら、「スター・ウォーズ」や「男はつらいよ」よりこちらを試す手はきっとある。
作り手も、トンデモ映画と言われることを忌みはしないだろう。
だって、トンデモだから。
映画はエンタテインメントであると同時に、表現方法の一つでもあるので、
思い切りバットを振るのもアリである。
できれば、ブン回しながら大衆性も獲得していただきたいが、
さすがにそんな作品は滅多にない。
であれば、当てに行って何の足しにもならない作品より、
バットを目一杯長く持って思い切り振り回した挙句、全くの空振りという方がましである。
今作は、それ。
とても人に勧める気にはなれないが、観たことに後悔はない。
こういう作品もあっていい。
ストーリーは、
自分の顔が大きいことにコンプレックスを感じている新人モデルが、
小顔矯正をしようと訪ねた先に、万力を使う整顔師がいて・・・・
という感じだが、終始ハチャメチャなので、筋を追うことに意味があるとは思えない。
芸人の永野さんの世界観に、
斎藤工さんが悪乗りした格好。
なんでも、
永野さん、斎藤工さん、音楽の金子ノブアキさん、清水康彦監督は、「チーム 万力」というらしい。
そのメンバーで、行けるところまで行ってしまった、という感じ。
よく公開までこぎつけたものだと、妙なところに感心する。
この映画を人に勧める勇気は私にはない。
しかし、観た方がいいかどうか聞かれたとしたら、「観ない方がいい」とは思わない。
勇気を持って「観る」という選択肢もあっていい。
その勇気を私は称賛したい。
コアな映画ファンなら、「スター・ウォーズ」や「男はつらいよ」よりこちらを試す手はきっとある。