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私が勝手に選ぶ 2019年の一曲は、ハルレオの「誰にだって訳がある」 [ヨモヤ]

私が子供だった頃、
大晦日のレコード大賞は国民的関心事だった。
しかし、昭和から平成に時代が移るころには、
すっかり権威を失ってしまった。

2013年以降の受賞曲を見ると、
2013年:EXILE PRIDE 〜こんな世界を愛するために〜 EXILE
2014年:R.Y.U.S.E.I. 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2015年:Unfair World 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2016年:あなたの好きなところ 西野カナ
2017年:インフルエンサー 乃木坂46
2018年:シンクロニシティ 乃木坂46
2019年:パプリカ Foorin
私が疎いのかもしれないが、どの曲も歌えないし、流行ったという記憶もあまりない。
時代が変わり国民的な流行歌が生まれなくなったということなのだと思うけれど、
であれば、アーチスト間投票などで、
真に優れた楽曲やアルバム、ミュージシャンを表彰するようにすればいいのに、
などと思うが、まあ大きなお世話だろう。

それはそれとして、勝手に2019年の一曲を選んでみたい。
こちらは全く個人的に選ぶものなので、
レコ大どころではなく大衆性を獲得していない曲を選んでしまうことをご容赦願いたい。

私の一曲は、ハルレオの「誰にだって訳がある」である。
ハルレオって誰だ、という話だが、
映画『さよならくちびる』に登場する
門脇麦演じるハルと小松菜奈演じるレオから成る女性ギターデュオである。

映画の中では、秦基博さんが作った「さよならくちびる」という曲と、
あいみょんさんが作った「たちまち嵐」「誰にだって訳がある」の2曲が披露される。
門脇さんと小松さんの歌は、特別うまいというわけではないのだが、
映画の雰囲気と相まって、伝わってくるものがある。

「誰にだって訳がある」という曲には、あいみょんさんから次のメッセージが寄せられている。
“皆それぞれ、理由があって今その場に立っていて、好きな物にも嫌いな物にもきっと理由がある。
傷つくこと、泣きたくなることや嬉しくなることにも。
沢山の感情を背負って心臓を走らせ生きているハルとレオに、少し訳ありの歌を作りたいと思いました。“

そう、
普段ニコニコ笑っている人も、
何を言われても気にしていないような人も、
自分よりずっと強そうな人も、
誰にだって訳がある。
私にとって、勇気づけられる曲だった。

残念ながら、YouTubeにMVは上がっていない。
こちらで音を楽しんでください。
https://www.youtube.com/watch?v=jGQ1O-hjiuY

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