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本を読む人が減ろうがどうなろうが、私は本を読む [ヨモヤ]

国立青少年教育振興機構が、読書習慣に関する調査結果を発表した。
全国の20~60代の男女5,000人を対象に調査したものであるが、
1カ月に本を全く読まないとした人は49.8%にも達したという。
平成25年の28.1%から大幅に増えており、
事態は、「大幅に悪化した」と言っていいだろう。

本を読まないのは若い世代に多いと思いがちである。
実際、20代の52.3%が全く読まないらしいが、
30代は54.4%とさらにその割合が増す。
分別が付きまくっているだろう60代でも44.1%の人が本を読まないらしい。
ふうむ。

しかし、周りがどうあれ、私は活字中毒に近い症状を呈しているので、相変わらず本を読み続けるだろう。
それは間違いない。
本を読まない人も、おそらくは、
「本当は読んだ方がいいのだろうけれど」
と思いながら読んでおられないのだろうと推察する。

本が読めない理由は、多くの場合「時間がない」だと思う。
ただ、一日のうち、ほんの5分でも時間が取れない日が毎日続くなどということがあるのだろうか。
「時間がない」のは、全く時間がないというわけではなく、読書に割く時間がない、ということなのだろう。
つまり、自分で選んでいるのである。
ただ、他の人がどのような時間の使い方をしようと、私がどうこうできるものではないし、
どうこうしようとも思わない。
いいとも悪いとも思わない。
ちょっともったいないなあとは思うけれど。

人生に本がなかったら、一体どんな風なのだろう。
ちょっと想像がつかない。
ただ、そんなことになったら嫌だな、とは強く思う。
本を一冊も読まない人の人生は、本がなくても変わらないのだろうか。

世の中に楽しいことはいくらでもあり、本を読まなくても豊かに暮らす道はあるだろう。
本を読まなくても成長する道はいくらでもある。
それもわかっている。
だから私は勝手に本を読む。
ちょっとでも時間があれば本を読む。
習慣というか、癖である。

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