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大谷 “チーム14冠”のとんでもなさ [ヨモヤ]

メジャーのオールスターでホームラン競争に参加すると、
後半戦不調に陥る、というジンクスがあるらしい。
大谷はそれを覆してもらいたいと思ったが、すっぽりはまってしまった。
日本人はオリンピックに集中していたのであまり目立たなかったが、
8月に入ってからの打撃不振は深刻であった。

一方、投げる方は好調。
7月1日のヤンキース戦で大炎上した後は、
5試合連続で2失点以下。
通算7勝1敗、防御率2.93は、
投手専業の
ダルビッシュの7勝7敗、防御率3.70、
前田健太の5勝4敗、防御率4.69、
菊池雄星の7勝6敗、防御率3.73、
と比べても相当に立派な成績である。

打って投げての活躍で、現時点でチーム14冠だという。
14冠・・・。
内訳は以下のとおり。

【投手】
防御率 2.93(規定投球回数には足らないものの、リーグ3位に相当)
勝利数 7勝
イニング 92回(この回数でトップは、エンゼルスの先発投手陣のだらしなさの裏返しでもある)
奪三振 112個

【野手】
本塁打 38(両リーグを通じて1位)
二塁打 25
三塁打 5(リーグ2位)
打点 84(リーグ4位)
得点 77(リーグ5位)
四球 54個
盗塁 16個(リーグ6位!!)
出塁率 .363
長打率 .655(リーグ1位)
OPS 1.017(リーグ2位)

ホームラン数は足踏みを続けていて、これからもそれほど伸びないかもしれない。
しかし、すでに今の段階でとんでもない数字に達している。
長距離打者が、盗塁数でも上位というだけで驚異なのに、
投げてもエース級の働き。
7月ぐらいから、大谷が打席に入ると、MVPコールが起きる。
それも納得の圧倒的な成績である。
誇張ではなく、歴史的なシーズンを過ごしている。
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