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菅内閣を歴史はどう審判するか [ヨモヤ]

オリンピックが終了し、マスコミ各社の世論調査結果が公表されている。
大体の傾向としては、
・菅内閣の支持率は30%前後に落ち込み、過去最低水準
・菅内閣のコロナ対策については、「評価しない」人が大部分
・オリンピックについては、「開催してよかった」が6割強
といったところだろうか。
どの調査でも、ほとんど同じ感じである。

普通に考えると、
コロナ対策への低評価は菅内閣への不支持理由に、
オリンピックへの高評価は菅内閣への支持理由に、
それぞれなるのだろうと思うが、
オリンピックの開催は内閣支持率の回復には寄与していないようだ。

オリンピックが始まる直前まで、
「開催すべきではない」との世論が圧倒的に多かった。
菅内閣は、それを押して開催に踏み切った。
菅内閣がオリンピックをやり遂げた、
という表現にしてしまうとすこし違う気はするが、
菅内閣が時の内閣であり、
開催を決断したことは事実である。

2021年の夏に東京オリンピック・パラリンピックを開催したということについて、
歴史はどう評価するのだろう。
英断と称えるのだろうか。
それとも否定的にとらえるのだろうか。
その時々の世論は移ろいゆくが、
後世の人たちはどう見るだろうか。

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