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「翔んで埼玉」旋風がすごいが 沖縄の「洗骨」も是非 [映画評]

「翔んで埼玉」の第1週の興行収入が約3億円と聞いたとき、私には予想外だった。
上にではなく、下に。
他県はいざ知らず、埼玉県内は空前の盛り上がりだったし、
メディアの露出もすごかったから、5億円くらいはいくものと思っていた。
初週終了時の最終興行収入予想は約15億円で、勝手に拍子抜けしてしまった。

しかし、本作は2週目にも勢いが衰えなかった。
なんと、2週目の興行が1週目を上回ったのだ。
大抵の映画は、初週が一番の動員になり、その後は下がる一方だから、人気はすごい。
これを見て、最終興行収入予想も、一気に約30億円に引き上げられた。
30億までいけば、立派な大ヒットである。

さて、「翔んで埼玉」もいいが、私が今一番注目している映画は、ガレッジ・セールのゴリさんが監督した「洗骨」である。
このブログで、
「超オススメ!」
と書き、
去年の「カメ止め!」のようなムーブメントになってもちっとも驚かないし、そうなってほしいと願う。
まだ2月であるにも関わらず、「今年はこの映画かな」
とまで絶賛した。
しかし、その後、満席が続いている、という話は聞かない。
実に残念である。

カメ止め!のように大笑いできる映画ではないし、
しんみりする話でもない。
しかし、観た人はその素晴らしさをよくご存じだと思う。
この春、何か一本観るのなら是非「洗骨」を選んでいただきたい。
是非。
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