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「東大生が官僚を目指さない」らしいが、本当にそうなら、いいことしか思いつかない [ヨモヤ]

NHKのニュースウォッチ9で、
「東大生が目指さない?深刻化する官僚離れ」
と題した特集を組んでいた。
東大生の定番だったキャリア官僚への就職がこのところ減少傾向であり、
このままで大丈夫なのか問う内容だった。

私は、東大生が官僚を目指さなくなってきている、と聞いて、
それはいい話だ、と思った。
デメリットは特に思いつかなかった。

現在のキャリア制度が機能していると考える人は少ないだろう。
入庁年次に縛られ、
不祥事は飽きることなく散々繰り返され、
経済・社会に有効な手を打つこともできていない。
キャリア官僚の中心は東大卒の方々であり、これだけ長い期間うまくいっていないのだから、人員の入れ替えが望ましいと言われても仕方があるまい。
と言っても、東大卒のキャリアの方を選んで首にすることはできないのだから、入口を絞るしかない。
そんななかで東大卒の志望者が減ることは、渡りに舟と言えなくもない。

また、もし東大卒の方が本当に優秀なら、民間で腕を振るってもらうことが経済の活性化につながる。
民間にとってもいい話だ。

というわけで、東大の方がキャリア官僚を目指さないという報道が本当なら、
「それはいい話だなあ」
と思う。
「でも、この点は困るなあ」
と感じるところは、特にない。

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