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いよいよ感染爆発期に突入か  ~ 「カメラを止めるな!」の露出が急拡大 ~ [映画評]

そこはかとない予感はあったものの、そこまでの期待もせずふらっと観に行った「カメラを止めるな!」。
観終わった瞬間から興奮は止まらず、
『超オススメ! 一年に一本あるかないかレベルの快作!』
と題したブログを書いた。
https://matoko.blog.so-net.ne.jp/2018-06-25

その後、この幸せを誰かと分かち合いたいと思い、はじめてツアーを組んで映画を観に行った。
https://matoko.blog.so-net.ne.jp/2018-07-08

「カメラを止めるな!」は、
「面白いけれど、一部の人にしか受けない」という作品ではない。
「面白いけれど、心に残るものがない」という作品ではない。
「面白いけれど、一回観れば十分かな」という作品でもない。
笑って泣いて胸熱くなる、奇跡のエンタテインメント作品である。

「カメ止め」の感染者は増大し、新宿K'sシネマでは72回連続満席というとんでもない記録を作っているようだ。
さらに、「HKT48」の指原莉乃さんが、SNS上で「会う人全員にすすめてる」と表明されたほか、
「ZIP」や「めざましテレビ」でも取り上げられたらしい。
そして、ついに上映館が拡大される。
TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ 新宿ほか全国40館以上で上映されることが決まったというのである。
定員80人のK’sシネマから始まった感染が、8月3日にはTOHOシネマズ 日比谷という超メジャー劇場で上田監督やキャスト陣が登壇する事態に進展している。

ほんわりした予定調和的な映画しかご覧になっていない方々が、この映画を観たらどんな感想を持たれるだろう。
映画の可能性がここから広がっていくかもしれない、などといった夢まで見てしまう。
「お金はなくても、アイデアとそれを実現する熱意があれば、100分で世界を変えられるんだ」ということを信じる人が増えるかも知れない、などと妄想は広がってしまう。

感染は、ここからが本番。
将来、2018年と言って思い出すのが、
サッカーのワールドカップや平昌オリンピックと並んで、
映画「ちはやふる」の完結であったり、
「カメ止め!」の公開であったり、
したら素敵である。

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