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柳田、秋山、近藤 パ・リーグのハイレベル首位打者争いに注目 [ヨモヤ]

平昌オリンピック・パラリンピック、
ロシアワールドカップ、
というビッグイベントが終わり、日本は野球の夏である。
8月は甲子園で盛り上がるのが常だが、プロ野球パ・リーグの首位打者争いにも注目していただきたい。
ソフトバンクの柳田、西武の秋山、日ハムの近藤の3人が、ハイレベルの争いを展開しているからである。
チームも上位を争っているだけに、3人のこれからの成績が、優勝を左右しかねない。

現在、トップにいるのがソフトバンクの柳田。
フルスイングが代名詞であり、三振の数も少なくないが、それでいてこの高打率。
ホームランは2位、打点は4位と、今三冠王に近い存在である。
盗塁も7位であり、トリプルスリーかつ首位打者若しくはホームラン王という記録も狙える。

2位が西武の秋山。
2017年の首位打者であり、年間安打数の日本記録保持者。
近年、長打力も身につけてきており、ますます隙のない選手になってきている。

3位は日ハムの近藤。
まだ24歳だが、打撃については職人的な冴えを見せる。
昨年は、シーズン途中で怪我のために離脱してしまったが、それまでの打率が脅威の.413。
4割という夢の数字を現実的に感じさせる選手である。

この3人の争いで、最も首位打者に近いのは、西武の秋山だろう。
タイトル争いの経験も豊富だし、足が速く、内野安打を稼げる可能性が高いのも有利である。
柳田は、勝負を決める一発を期待される存在であり、.350近辺の打率を維持し続けるのは、だんだん厳しくなってくるのではないかと思う。
ただし、私が推すのは日ハムの近藤である。
穴のないバッティングは、リーディング・ヒッターの名にふさわしい。
経験がないのが不安材料だが、彼の打撃テクニックと選球眼のよさは、それを補って余りある。

ソフトバンクのもたつきにより、パ・リーグは大混戦となっている。
首位打者争いともども、最後の最後まで分からない展開になることを期待したい。

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