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巨人 中4日の絶対エース菅野を温存して敗退   ~ メジャーのエースなら当たり前に投げていた ~ [ヨモヤ]

セ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第3戦が行われ、広島が巨人を3タテ。
日本シリーズ進出を決めた。
巨人は、ペナントレースで勝率5割に到達していないチームであり、この負けは順当であろう。

しかし、絶対的なエースである菅野を使わないままに敗退してしまったのは、一体どうしたことだろう。
中4日の疲労を考慮して、
というのかもしれないが、ポストシーズンで中4日も空いて投げられないとは・・・。

去年のワールドシリーズで、ドジャースのエース、カーショウは、
第1戦に先発し、
中4日で第5戦に先発、
さらに中2日で第7戦にも4イニングを投げた。

カーショウが特別ではなく、2014年のワールドシリーズでも、ジャイアンツのエース、バムガーナーが、
第1戦に先発して7回1失点、
第5戦では完封、
第7戦でも5回から救援に立ち、投げ切っている。

日本の投手の方が酷使されているイメージを持っている人が少なくないと思うが、ここ一番でのエースへの頼り方は、メジャーの方がずっと激しい。
それはそうだ。
負けたら終わりの大一番なのだから、一番いい投手で勝負するだろう。
疲れたのどうので登板を回避するようなエースもいない。

第3戦に菅野で勝ったとしても、次で負ければ終わりである。
だから、万全の態勢で投げさせるため、投げさせなかったのだ、という考え方もあるかもしれない。
しかし、第3戦に負けたらその先はない。
繰り返すが、メジャーのエースなら当然に投げていただろう。
いや、ひょっとしたら第2戦に投げていたかもしれない。
第6戦にもつれこんだら投げられるように。

高校野球の時代は、ガンガン投げさせるのに、プロに入ると途端に超過保護に扱う。
日本野球の不思議の一つである。

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