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侍ジャパン 国際試合でのいつもの悪癖 [ヨモヤ]

メダルラッシュが続く東京オリンピック。
個人的に思い入れの深い野球がいよいよ始まった。
ソフトボールの金メダルに続いてほしいものである。

初戦から大苦戦になってしまったが、
野球が重い展開になることは、あらかじめ予想していたとおりではある。
https://matoko.blog.ss-blog.jp/2021-06-19

国際大会とはそういうものだ、
という声もあるだろうが、もう少しなんとかならないかと思ってしまう。
何故いつもいつも同じような展開になってしまうのか。

ドミニカの先発は巨人のC.C.メルセデス。
もちろん悪いピッチャーではないが、日本代表が沈黙を余儀なくされるような相手でもない。
どういうわけか、国際試合になると日本代表は途端に打てなくなってしまう。
昨日の試合では4番の鈴木誠也のブレーキが響いたが、
一人の責任ではなく、全体に堅さが目立った。

指摘している人も多いようだが、
1点を追う8回の裏、ノーアウト1塁で坂本に送りバントさせたのは残念だった。
手堅く行けば行くほど1点が重くなるという、いつものパターン。
2点差になり、打つしかなくなった9回の裏はヒットが連なっている。
2年前のプレミア12でも、
初回に韓国に3点を先制され、打っていくしかなくなると1回、2回に4点を返して逆転し、
リードを奪って堅くいくと途端にゲームが膠着する。

終盤の投手交代にも疑問符が付きまくりだが、
いちいち数え上げても仕方がない
願わくばメダルを獲った他の種目と同じように、
伸び伸びと明るく楽しく自分たちの力を発揮してほしい。
ベンチは極力動かないでほしい。

メジャーリーガーが参加していない今回のオリンピック。
しかも地元開催。
日本野球に求められるのは金メダルしかない。
野球は番狂わせが起きやすい種目であり、
優勝することが容易くないことは百も承知だが、
それでも負けてほしくない。

オリンピックを見て、
スケボーを始める子ども、
サーフィンを始める子どもがいるだろう。
サッカーに気合を入れ直す子どもも、
バスケに燃える子どももいるだろう。
野球も負けてほしくない。
野球という競技の楽しさ、素晴らしさ、奥深さが伝わるような試合をしてほしい。

頑張れ!日本代表。

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