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両リーグとも無四球完封で幕を開けたファイナルステージ [ヨモヤ]

オリックスとヤクルトという、
失礼ながら両リーグとも意外なチームが優勝した今年のプロ野球。
いよいよ10日から、クライマックスシリーズのファイナルステージが始まった。

パが、オリックス対ロッテ、
セが、ヤクルト対巨人、
という顔合わせ。
ソフトバンクがいないファイナルステージは、2013年以来だから、なんだか久しぶり。
絶対王者不在の戦いは、どこが勝ち上がるか予想がつかない。

初戦は、両リーグで無四球完封試合が生まれるという歴史的な日になった。
オリックスの山本は、球界ナンバーワン投手の貫禄をいかんなく発揮したし、
ヤクルトの奥川は、2年目とは思えない落ち着きだった。
分業制が確立されている現在のプロ野球においては、
そもそも完投自体が滅多にない。
それが完封で、
無四球で、
両リーグ同じ日に、
クリマックスシリーズで、
となると、すごい確率である。

1位通過チームが先勝したことで、両リーグとも、ぐっと有利になったことは間違いない。
しかし、再び失礼ながら、勝ち慣れていない両チームであるだけに、
このまますんなりいくかどうかはわからない。
私が注目しているパ・リーグについては、
オリックス打線が湿っていたのが気がかり。
ロッテは、初戦の負けはある程度覚悟していただろうから、もつれていく可能性も少なくない。

今年はオリンピックの影響で、長く野球シーズンが楽しめている。
その分選手たちは大変だろうけれど、最後まで熱い試合を届けてほしい。
ファンの前でプレーできる喜びを噛みしめながら。

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