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コロナ禍でも売上増 JRA9年連続の前年超え [ヨモヤ]

コロナ禍に見舞われた2020年。
ほとんどすべてのスポーツが開催の中止や動員の縮小を求められた。
中央競馬も、2月の終わりから無観客での開催を余儀なくされた。
ただし、一週の中断もなく最後まで番組を消化できたのはよかった。
牡馬牝馬ともに無敗の三冠馬が生まれ、
アーモンドアイがGⅠ競走の勝ち星を9つにまで伸ばした記念すべき年でもあった。

この状況下で、売上が伸びたというのにも驚いた。
2020年の中央競馬の売上は、2兆9834億円。
これは前年比103・5%、
9年連続で前年超えとなった。

もちろん、1997年には4兆円を超えていたから、そこから比べると1兆円以上の減少ではある。
しかし、長期的に減少傾向にあったものを食い止め、さらに継続的に増加させてきているのは立派と言えるだろう。
もちろんネット投票が広がったのが伸びの原因だろうが、
WIN5をはじめとしていろいろな馬券を発売していることも効果を上げているのだろう。

私のような古いタイプのファンからすれば、
外国人騎手に有力馬が集まり過ぎていること、
ステップレースの意味が失われつつあること、
春の天皇賞の位置づけが下がり続けていること、
など、なんとかならないかしら、と思う点はある。
ただまあ、時代の流れだから、ついていくしかない。

アーモンドアイは引退したが、
コントレイル、デアリングタクトの両三冠馬は健在だし、
有馬記念馬のクロノジェネシスが王者として迎え撃つ。
ソダシという白毛馬として初のGⅠ馬がクラシックを戦うのも楽しみである。
何はともあれ、来年も、無事に開催されることを心から祈る。

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