SSブログ

何を言われてもぶれないところが巨人ではあるが… ~ 同一リーグからまた二人FAで獲得 ~ [ヨモヤ]

日本シリーズで2年連続ソフトバンクに4連敗した巨人。
日本シリーズの存在意義さえ問われかねないやられっぷりに、
「どうしてセはここまで弱体化したのか」
という論争が行われている。

セ・パにレベル差が生まれた原因として、DH制にその根拠を見出そうとする意見が多いようだ。
(私は与しないが https://matoko.blog.ss-blog.jp/2020-11-30
その他もろもろある声の中の一つに、
「巨人が同一リーグからFAで有力どころを引き抜き、全体のレベルを下げている」
というものがある。
例えば、2018年に丸を広島から獲得し、翌年から巨人はセを連覇したが、
これでは、リーグ全体の底上げにはならない、というのである。

ただ、巨人の場合、セだろうがパだろうが、欲しい選手はバンバン獲りに行く。
チームに真に必要かどうかはともかく、よそに獲られるよりはまし、というのが巨人の戦略のように見える。

そもそも、どんなチーム作りをしようとそれぞれの考え方であり、
特にファンでもない人間がとやかく言うことはない。
それにしても、さすがに今年はFAでの獲得には乗り出さないのではないか思った。
セでは2年連続で余裕の優勝を飾ったし、
若手も育ってきたし、
セで勝っても日本シリーズではコテンパンだったから、
方法論を変えてくるのかと感じたからである。
しかし、巨人は巨人だった。

DeNAからFAとなっていた井納翔一投手と梶谷隆幸外野手の両獲りに成功したのである。
両選手とも、多くの球団による争奪戦になっていたわけではなく、巨人が手を上げれば獲得につながることは目に見えていた。
二人を獲得しても打倒ソフトバンクに近づくようには思えないが、
なんと言われようと、方針は変えないようだ。

巨人は変わらない。
来年以降もセのチームからFAで巨人に移籍する選手が出てくるかもしれない。
となると、他のセのチームはそれを落ち込みつつ強化していかなければならない。
今まで通りにやって、今まで通りに負けて、
セで勝った巨人が日本シリーズでけちょんけちょんでは、
それこそプロ野球界の未来は明るくない。
セの各チームは、本当に危機感を持ってチーム作りをしてほしい。
声を枯らして応援し続けるファンのことを真剣に考えて。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事